高木です。おはようございます。

このウェブサイトでは初登場ですので、簡単に自己紹介をしておきます。

私は現在、株式会社クローバーフィールドの取締役を務めています。
並行して、株式会社きじねこという別会社の代表もやっています。

肩書きだけを見ると経営者っぽいですが、実際には単なるプログラマーです。
昨日全文掲載が完了した『組込み現場の「C++」プログラミング 明日から使える徹底入門』の著者でもあります。

今回は、その『組込み現場の「C++」プログラミング 明日から使える徹底入門』について、著者としてちょっとした注意喚起をしておきたいと思います。

7年も前の書籍なので内容が古いということもあるのですが、それ以前にこの本、「入門」とはいうものの、いわゆる「入門書」ではありません。
ですので、プログラミング初心者がこれからC++を学ぼうと思って読むと確実に挫折します。

この本の想定読者は、Cでのプログラミング経験がそれなりにある方、できれば中級者以上の方を想定しています。
組込み開発の経験はあってもなくても大丈夫だと思います。

先日も社内で指摘を受けたのですが、いきなり「外部結合」とかが何の説明もなく出てくるので、初心者にやさしくないとのことでした。
ただ、Cでのプログラミング経験がある程度あれば、「外部結合」ぐらいは理解していて当然なので、そんなことにはわざわざスペースを割いていないのです。

ただでさえ紙の本では319ページもあったのです。
初心者に優しくしようと思うと、ページ数はおそらく50%増しぐらいになってしまったでしょう。
(当然、紙の書籍であれば、値段にも反映されます)

そういうわけで、本当の初心者の方は、もっとやさしい入門書で勉強することをお勧めします。
こんなスタンスだから、あまり売れなかったんでしょうね。